【ネタバレあり】『帝一の國』14巻(最終巻)の感想

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本日5月2日は『帝一の國』の最終巻の発売日です。僕もこの漫画の大ファンで最終巻の発売を心待ちにしていました。

 

ついに最終回をむかえましたね。

 

実は3月に舞台を観に行ったということもあり、オチを知っていました。しかし、舞台とはまた一味違った雰囲気で楽しめました。

 

舞台を観に行ったときの記事はこちら

www.waku-99htn.com

 

ということで、14巻の感想を書いていきます。

 

この先ネタバレを含みますのでご注意ください!

 

 

感想

読んでみた感想です!やっぱり帝一の國はおもしろい!

 

劇でオチを知っていたのに興奮しました。なにより絵の迫力がすごい。前に何かのテレビで作者の兎丸先生が、鉛筆の芯を削ったものを水で溶かして書くシーンもあると言っていたのですが、その絵がものすごい!

 

話の内容にもマッチしてるし、絵がとてつもなくうまいから最早マンガの域をこえた絵になってます。

 

変に引き延ばさないでスッキリ終わらせるのも今のマンガでは珍しいですしね。まぁこれは兎丸先生の面白い話を考える能力がずば抜けているからできることでしょうが。

 

とにかく最終巻も面白かった。『帝一の國』は僕の中で面白かったマンガベスト3には入ります。読んだことない人にも自身を持ってすすめられる作品です!

 

とにかく最高!

 

語彙力が乏しいので最高としか言えませんw

 

 

内容(ネタバレ)

たぶん気になる人もいると思うので、14巻の内容を要約します。

 

選挙当日。制限時間は一時間。1年生から3年生までが揃い投票が始まります。全員が投票した時点で圧倒的に菊馬有利。時間はたっぷりあるが、このままでは菊馬が勝ってしまいます。

 

その時、野々宮裕次郎の父であり、現総理大臣が現れます。そして裕次郎が弾の学費を差し止めたことなどを暴露。その流れで総理大臣の辞任を表明。それを聞いた裕次郎が票を集めた生徒たちは弾のほうに流れます。

 

裕次郎自身も弾に投票し、自らの腐った性根を叩き直してもらおうと心を入れ替えました。

 

大量の票が流れたが依然として菊馬有利。このままでは結局菊馬が勝手しまう。だけど誰も動きません。このまま終わってしまうのかと思われましたが、そこに1匹の猫が!!

 

その猫は学校に住み着いている猫で、首にはカセットテープが入っているきんちゃく袋が。そのカセットテープは公明が潜入捜査に行ったとき、万が一自分が洗脳されたときのために、盗聴した内容が録音されたものでした。

 

テープの中身は、自分は帝一が大好きだから洗脳から覚めろという自分による自分へのメッセージ。それを聞いた公明は洗脳からとけ、帝一のことを思い出します。

 

帝一も公明も涙を流しているのですが、男同士なのになぜ泣く?と若干疑問でしたが、それが女性にはぐっとくるものがあるのでしょう。2人が抱き合うシーンは『スラムダンク』の山王戦の試合終了後、花道と流川のハイタッチを彷彿とさせました。

 

それから蒜山の詐欺行為を録音したもの。これを聞いた蒜山が票を固めた生徒たちは菊馬派から流れてしまいます。そして帝一と弾が1票差で弾有利。菊馬がたったの15票。

 

この現実に菊馬は愕然としますが、まさかの行動に。菊馬と二四三が帝一に票を入れたのです。それにより帝一が1票リード。

 

残り数秒、帝一の勝利かと思われた瞬間!誰も予想できない展開が起きます。それは何と!帝一が弾に投票したのです。そのまま投票終了。時期生徒会長は弾に決まりました。

 

そんなこんなで結局勝ったのは弾でした。

 

 

なぜ帝一が弾に投票したかは割愛。一番気になるところかも知れないけど全部書いちゃうとおもしろくないし・・・w

 

あとは美美子との三角関係や、ほかのキャラクターのその後とかも書こうと思ったのですが、やっぱりそこまで書いちゃうとつまらないので割愛w

 

とりあえずこんな内容でした。結構詳しく書いちゃいましたね。

 

まとめ

とりあえず14巻気になるけど買うのはめんどいからネタバレ見よ!と思った人は絶対買って読んだほうがいいです。

 

僕の要約じゃ100%伝わらないのはもちろんですが、やっぱり絵の迫力がすごいので。手軽にネタバレ見て満足しよ!って人もちゃんと買って読んで!

 

自分でネタバレ書いといてあれですがw

 

なんだか読み終わった後、何とも言えない気持ちになります。そし数十秒後に「あぁ…おわったった…」と寂しい気持ちが襲ってきますが、あの名作を読み終わった後のすがすがしい気持ちが後から追いつきます。

 

おわっちゃったのはやっぱりどこか寂しいですが、最後まできれいにテンポよくラストを迎えたので、ファンとしては大満足でした!

 

兎丸先生お疲れさまでした。『女子高生に殺されたい』の2巻も心待ちにしています。

 

そんな感じです。

 

おわり