薄汚い店が隠れた名店という風潮
スポンサーリンク
<人気の記事>
・自動車免許はATとMTどっちを取るべきか論争に終止符を打つ
世間にはなんとなく、古びて薄汚い店が隠れた名店だ!みたいな風潮がありますよね?
なぜこういった風潮があるのか2,3分考えたのですが、フジテレビの番組である「とんねるずのみなさんのおかげでした」のコーナーに、きたなシュランっていうコーナーがありますよね?
たぶんこれのせいです。
僕も熱心に見ているわけではないのですが簡単に説明すると、店の見た目は汚いが味は良いお店を紹介するというコーナーです。
でも僕はこの薄汚い店が隠れた名店だという風潮に疑問を感じています。
実際少し汚い外見でも味がいいお店はたくさんありますが、世の中にはただ汚いだけの店がその倍以上あると僕は思います。
僕自身、何も考えずにフラっと知らない食堂みたいな店に入ることがたまにあるのですが、いわゆるきたなシュラン的なお店に1回も出会ったことがありません。
「おっ!ここ絶対隠れた名店やんけ!雰囲気も完璧!きたなシュラン発見や!」と思って入っても、テーブルは油でギトギト、店主は新聞を読んでテレビを見て不愛想。こんな店ばっかりなんです。
まあ、僕が勝手に隠れた名店発見だ!と鼻息を荒くして過剰な期待を抱いていることは否定できませんが、それを差し引いても大抵の店は並み以下。
これは僕が行った中で1番料理が不味く、料理が出てきた瞬間に怒りさえ覚えた店の話なんでが、その時僕はいつもはチェーン店で食べて済ますところを、気になっていた薄汚い中華屋で食べることにしたんです。しかも、彼女と2人で。
その時も例外でなく「きたなシュランに決まってる!」と息を巻いて入店。彼女にも「こういう店が意外とうまいんだよ!」と謎の自信を見せ入店。中に入ると、先ほど述べたような油ギトギト、不愛想な店主が僕を迎えるわけです。
その時は「うんうん!これぞきたなシュランだ!」と持ち前の明るさでポジティブに解釈。ものすごく空腹だったため、僕はラーメンとチャーハンの大盛り、それから2人で食べるために餃子を注文。
ラーメン・チャーハン・餃子といえば中華食堂の3トップ。普通ならどんな店でも極端に不味くはならないというのが僕の考え。だから、初めて入る店の時はだいたいこれらを頼みます。
そして運ばれてくる料理。空腹のため速攻で食べる。が、ラーメンの麺はゴムみたいでスープはただしょっぱいだけ。チャーハンは味がないし具もほとんどない。しかも大盛りにしたはずなのに「並以下なんじゃない?」ってレベルの量。(間違いではなく大盛りになっていた)
ここまでなら許せました。しかし餃子が許せなかったんです。皮は破れ中身が飛び出しおまけに焦げている。一瞬「間違って失敗したやつ持ってきたのか?」と思ったくらいにゴミみたいだったんです。
しかし店主は不愛想にテーブルに餃子を置き、再び僕が来る前に座っていた席で新聞を読み始めます。クレームを付けようかと迷ったのですが、餃子だけではなくラーメンもチャーハンも不味いので、これがこの店のレベル何だと十分に言い聞かせぐっとこらえる心優しい僕。
彼女とは微妙な雰囲気になったことは言うまでもなく、ゴミみたいな料理を出したのにもかかわらず高めの料金を払わされて、行き場のない怒りを感じました。
もちろんそれから1回も行ってません。
結論を言うと
ただ薄汚いからといっておいしいわけではない
この結論に行きつきました。当たり前ですね。
汚いのにうまい店には何かしら理由があるのです。たとえば客がたくさん入っているとか、看板メニューがあるとか。
だから見たが汚いからといって、うまいとは限らないのです。不味いくせになんで店がつぶれないんだという疑問がありますが、おそらくそれは店主が土地持ちとかで儲けることを目的としてないんじゃないですかね。
そう考えないとやってられません。
だからみんなもきたなシュランなんじゃないかって期待するのは止めましょう。
自分の直感を信じるより、食べログを信じなさい。食べログを。
そうすればそうそう失敗することはないでしょう。
じゃ今日はこれで終わり。実際に出てきた餃子お別れすることにしましょう。
(ばれないよう撮ったからぶれぶれ)