【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』を観てきました!
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2016年3月27日に『帝一の國』の舞台を観に行ってきました!しかも千秋楽!
帝一の國を知らない方のために軽く説明しますと、古屋兎丸先生の作品で、時は昭和。主人公の赤場帝一が海帝高校の生徒会長を目指し、実際の政治さながらに選挙活動を行う。帝一と同じく生徒会長を目指す大鷹弾や東郷菊馬というライバルや、その他の個性的なキャラクターたちと生徒会長の座を競いあう。さらに白鳥美美子という元々は帝一と付き合っていたヒロインと赤場帝一と大鷹弾が三角関係に!生徒会長にはだれがなるのか。白鳥美美子と付き合うのは誰なのか。笑いあり、涙あり、友情あり、恋愛あり・・・。
とにかく文字では表すことが難しい程に濃い内容で面白すぎるマンガです。
一言でいうとすごい漫画!古屋兎丸先生の描くマンガはどれも面白いのですが、『帝一の國』は特におすすめです。
以前にも兎丸先生のおすすめマンガを紹介する記事を書いたので読んでいない方は読んでみてください。
では舞台の感想などを書いていきます。
※ネタバレを含みますので知りたくない人はこれより先は見ないように!
キャスト
まずはキャストの紹介します。
木村 了<赤場帝一>
入江甚儀<大鷹 弾>
三津谷 亮<榊原光明>
吉川純広<東郷菊馬>
谷戸亮太<根津二四三>
細貝 圭<成田瑠流可>
冨森ジャスティン<光家吾朗>
市川知宏<野々宮裕次郎>
佐藤永典<夢島 玲>
佐藤流司<久我信士>
原嶋元久<羽入慎之助>
瀬戸祐介<高天原蒜山>
大河元気<森園億人>※映像出演
・
井上小百合(乃木坂46)<白鳥美美子> ※Wキャスト
樋口日奈(乃木坂46)<白鳥美美子> ※Wキャスト
・
今奈良孝行<オールラウンダーズ>
竹内 寿<オールラウンダーズ>
中谷 竜<オールラウンダーズ>
ぎたろー<オールラウンダーズ>
平沼紀久<オールラウンダーズ>
大堀こういち<赤場譲介>
(http://www.nelke.co.jp/stage/teiichinokuni_final/ より引用)
俳優に疎い僕は木村了さんしか名前がわかりませんでした・・・でも皆さんキャラクターにマッチしていて、原作に負けてるなとは全く感じませんでした!
特に東郷菊馬と根津二四三役の吉川純広さんと谷戸亮太さんは個人的に役にぴったりだと感じました。演技の上手さも際立っていましたし!
舞台の感想
この『帝一の國』の舞台は3部作なのですが、僕は残念ながら今回の舞台しか見ていないんです。この作品に出合うのが遅くて1部と2部は見れませんでした。そもそも舞僕は舞台自体観るのが2回目でして、最初に観た舞台も兎丸先生原作の『ライチ☆光クラブ』でした。ライチの時もそうでしたが今回もお客さんの大半は女性。下手した9割くらい女性なんじゃないかな。
前置きはこれくらいにしておいて舞台の感想書いていきます。
正直に感想を言いますと
めちゃくちゃ面白かった!!!
『ライチ☆光クラブ』みたいな感じなのかなと思ったのですが、全然違うテイストの舞台でした。全然話のジャンルが違うから当たり前と言われれば当たり前なんですが、今回の『帝一の國』はミュージカルみたいな感じでした。ミュージカル見たことないけど。しかも全国の映画館でも観入れるようにライブビューイングとして中継していたんですね。
なぜか
笑点を客席で観ている図が僕の頭に浮かびました。
歌とダンスをする場面が多くて盛り上がってものすごく楽しかった!マイムマイムのところは見ていたお客さんは大盛り上がり!
僕は一番最初の「未来を作り出すのは僕らなんだ ♪」っていう歌詞が今でも頭から離れません。耳に残る歌が多かったなぁっていう印象。
僕はこの舞台をものすごく楽しみにしていた理由があるんですが、それはコミックスよりも先に完結するっていうことなんです。
単行本派の僕はどういう結末で終わるかはまだ知らないで観に行ったんです。13巻では1度は生徒会長をあきらめた赤場帝一が再び生徒会長になることを決意し壇上に上がるところで終わってしまいました。つまり帝一と大鷹弾、東郷菊馬の誰が生徒会長になるかっていう一番面白いところで終わっていたんです。物語の1番大事な落ちを知らずして、完結してしまう舞台を観に行く僕の気持ちをお分かりいただけるでしょうか。
それはもうドキドキですよ。単行本派の僕が観に行ってもいいのかという葛藤すらありました。結果的には観に行って大正解でしたけど!
僕のボキャブラリーでは面白い!だとか、すごい!という言葉でしか表現で着ないのですが、本当に面白かった!
帝一と大の仲良しの公明が洗脳されて、帝一のことを嫌いにいなるって言いう流れがあるんですけど、物語が進むにつれ我に返って帝一と再び仲良くなるっていうシーンがあったんですが、これは物語の流れの中でも最も大事な場面の一つなんです。
「僕は帝一が好き!!」みたいなセリフを言って、恋愛映画みたいな流れにがあったんですよ。
そのシーンでお客さんが結構な人数泣いていたんです。確かに感動的でいいシーンだったんですけど、帝一と公明は男同士なんですよ。男が男に好きって言いうんです。そのシーンを観て泣いてるんですよ。
僕は感動はしましたが泣きはしませんでした。女性は男同士の恋愛も好きなんだなぁと感じました。帝一と公明は別に恋愛って感じじゃないけれど。
なんかごちゃごちゃして伝わりにくいかもしれませんが、とにかく面白い舞台でした。
最終章ってこともあり卒業式ということで、終わった後には兎丸先生も登場してキャストの皆さんに卒業証書を手渡していました。3年間という期間にわたり『帝一の國』の舞台が公演されていたのですが、実際の卒業式さながらの感動に包まれていました。
今回の舞台しか観ていないのですが、僕も全部見たような気分になっちゃいました。
まとめ
今回残念ながら舞台を観れなかった人もいるかとは思いますが、9月にはDVDが出るらしいのでそれを購入しましょう。
舞台を観て感じたのは
帝一の國面白れぇ!!!!ってこと。
やっぱ古屋兎丸という漫画家は天才だと思わされました。
帝一の國を読んだことがない人は読むことをお勧めします。とにかく舞台最高に面白かったです。
早く14巻でないかな!
おわり