『ライチ☆光クラブ』の映画観たから正直な感想を書く
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期待度
僕自身、原作の大ファンで舞台や兎丸先生の個展にも足を運ぶほどだったので、期待値がものすごく高かったです。どれだけ原作に近づけられるか、またどれだけライチっぽさを表現できているかに注目していました。
それからR15指定だったのでどれくらいエログロさを出せるかも注目のポイントでした。なので期待度は★★★★★です。
忠実度
正直びっくりしました。オチすらも全然違うので・・・
どれだけ忠実に再現されているのか期待度が高かったのもあり、ちょっと残念でした。「ライチ☆光クラブ」というタイトルの別の映画だとすら思えたほどです。二次創作のような・・・
あのボリュームを2時間にまとめるのは難しいとは思いますが、物語が駆け足で進みすぎている感がいなめませんでした。
原作を知っている人からすると、伏線の回収がいまいちされていないかと思います。そもそも重要なシーンがなかったことにされている場面も。
特に便器のくだりが・・・
なので忠実度は★です。
キャラクター
それぞれ原作のキャラクターと比べると、そんなに違和感は感じませんでした。特にカノン役の中条あやみがマッチしていました。イギリスと日本のハーフみたいです。かわいいはずだ。
演技もものすごく上手で見やすかったですが、ライチが想像以上に怖かったです。
欲を言えばデンタクはもうちょいポチャリしたイメージだったので、そこが物足りなさを感じました。演技は素晴らしかったけど!若干伊藤淳史にみえましたw
なのでキャラクターは★★★★です。
面白さ
映画自体は面白かったです。エロさやグロさは表現されていました。
しかし、原作とは別物と考えたほうがいいとは思います。そういうみかたができれば楽しめる作品だと感じました。
でもやっぱり原作を読んでるとイマイチかも・・・
なので面白さは★★★です。
ネタ的要素
まったくありません。前の舞台をみて期待している人は裏切られるのでそこに関しては、ないものと思ったほうがいいです。
ゼラとジャイボの絡みはなかなかネットリとしていたので、ちょっと僕は引きました。マンガを見る分にはいいんだけどね。
腐女子なら大喜び間違いなし!
これは0です。
総評
原作とストーリーが異なっている部分が多々あり、僕にはどうしても別物感が半端なくて受け入れられませんでした。
もし話を知らない人がみたら「ライチってこんなもんなんだ」って言うんじゃないかなぁ。謎の生き物(モンスター?)も出てくるし原作と比べると、重要な場面が省略されていて、観終わったあとモヤモヤしました。
ライチにスポットライトが当たりすぎていて、ほかのキャラクターの存在感が薄く感じました。ひとりひとり死ぬシーンがあっさりしすぎ!
帝一の國が映画化されるという噂を聞きましたが、今回みたいな映画になるは避けてほしいです。もっと原作らしさを重視してほしい!!
※あくまで個人の感想です。