ガールズバーに行ったら彼女ができた話③

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お気に入りのNちゃんとLINEを交換して、テンションが上がっていた僕。しかし、突然ブロックされてしまう!

 

しかもKくんから「Nちゃんはお前をめんどくさがっている」と衝撃的な発言が飛び出す!なぜ嫌われているのか全くわからず混乱!

 

これを機に僕はガールズバーから足が遠のく。それと対照的にKくんはますますガールズバーにハマっていく。

 

一体これからどうなるのか!目が離せないぞ!!

 

〈PART①,PART②はこちら〉

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ガールズバー引退

Nちゃんからブロックされ自分でもびっくりするくらい落ち込む僕。ガールズバーの店員にブロックされたというよりも、もはや友達にブロックされたという気分。

 

何でブロックされたのかが本当にわからない。何か気に障ることがあったんだろうなと自分を無理矢理納得させ、ガールズバーの店員にブロックされたくらいで落ち込んでられるか!と己を鼓舞。必要以上に気にしないことにしました。

 

とはいうもののやっぱり気になる。

 

そこで僕は、ガールズバーの女の子たちは駅の近くで客引きをしていたのですが、僕のバイト先もガールズバーの近くだったので、僕がバイトが終わったらちょっと遠回りをして女の子たちが客引きしている前を通って帰ってました。

 

若干ストーカーチックな行動ですが別に危害を加えているわけではないのでギリセーフ。ただバイトから帰っているだけなので怪しまれえることもありません。

 

当時のNちゃんは金髪だったので、道に立っていれば遠目でもわかる。金髪が見えなかったらわざわざ遠回りせず、普通に帰ったりもしていました。やっぱりストーカーみたいですね。きもちわるー。

 

でも何度みてもなかなかNちゃんに会えない。辞めたのかな?と思ってKくんに聞くと、辞めてないとのこと。じゃ会うのを恐れて外で客引きしなくなったのかな?と嫌な妄想はどんどん膨らむ。半ば会うのをあきらめていたその時!やっとNちゃんを見つけました!

 

「やっと見つけたぞ・・・うへへへ・・・」と思ったかは別として、気付かないふりをしてNちゃんたちが立っているところへ近づく僕。そして直前で「おっ!Nちゃんじゃん!気付かなかった!w」と先日オスカーを取得したディカプリオ先輩もびっくりな演技をしました。

 

「お久しぶりです」と挨拶するNちゃん。「何がお久しぶりだよ!ブロックしたくせに!」とブロックした件にはノータッチなNちゃんに若干イラッとしたんですが、そんなことを思っているさなかNちゃんが「LINEの調子悪くて連絡先消えちゃったんです・・・」といってきたのです。

 

単純ボーイの僕は「あっ、そうなん!」と何の疑いもしないで信じました。「じゃまた教えるから登録しといて」といってLINEを教えました。

 

なんだ~消えちゃったのか~と思い、嫌われてないことに安堵し、その日は帰宅。早速その日からまた少しだけ出すがLINEをすることになりました。

 

何はともあれ嫌われてなくてよかった。Kくんに言われた「Nちゃんはお前のことめんどくさがっている」という発言なんてスッカリ忘れ喜んでいました。

 

ガールズバー復帰

Nちゃんに嫌われていないと解釈した僕はガールズバーに通わない理由がありません。しばらくKくんの誘いを断っていましたが、久しぶりにガールズバーへ2人で行くことに。

 

「カランカランっ」扉をかける音に懐かしさを感じ、戻ってきた・・・と引退していたボクサーがカムバックしたような気分になる僕。(大袈裟)

 

ボーイが「おっ!いらっしゃいませ。久しぶりですね!」などと馴れ馴れしく話しかけてくるのを華麗にスルーし、カウンターの向こうにいるNちゃんに向かってアイコンタクト。

 

飲み物はかつてよく頼んでいたハイネケン。店内を見渡すと以前より何となく雰囲気が変わってるんです。それもそのはず、新しいボーイが1人増え女の子も数人増えていました。

 

まあ、そんなことはそこまで気にもとめず、運よく僕たちの席についたNちゃんと楽しく談笑。「苦難を乗り越えた僕たちの絆はさらに深まったね・・・」などと気持ち悪いことを思ったかは別として、普通楽しみました。そして今度店の外で2人で飲もう!と誘ってみることに。そしたらNちゃんは快諾。店外デートの約束をしてその日は退店。

 

帰ってからLINEをし、いつどこで飲むかを決めることにしました。なんだかんだで数日後に僕の家で飲むことに決定。初めて2人で飲むのが家でいいのか?それとも誰の家でもホイホイ行っちゃうファンキーガールなのか?と疑問に思ったが、別にいいかと思い飲む日を心待ちにしていました。

 

そして迎えた当日。のこのことやってくるNちゃん。スーパーで適当に酒を買い家に行って飲酒。たわいもない会話をしながらグビグビと酒を飲む。会話もそこそこ男女が一つ屋根の下でやることはひとつ。と思いきや、そんなことは起きない。このチキン野郎!と読者の皆様は画面に向かって叫んでいると思いますがこれには理由があって、はっきり言うのはあれなので濁して言うとガールズバーの娘がガールズデーだったのです。(ただそういう気分じゃなかった可能性もありますが)

 

どっちにしろ1回目のデートで手を出さない(出せない)主義の僕は、明日学校だからということでNちゃんを家に帰す。そんなこんなで確実に二人の距離が近づいたと感じるハッピー野郎の僕。

 

そこからはLINEも雑談が増え、完全にNちゃん目当てでガールズバーに通っていました。もちろんKくんにはNちゃんと親密になったことは内緒です。

 

ついに付き合うことに!?

LINEをしたり店に行ったりするうちに、僕の気持ちも傾いていましたが所詮は夜のお店の人。その段階では中のいい友達みたいな感覚でした。そもそも好きになったら負けという感情が抜けていませんでした。

 

しかしある日Nちゃんが「ワクさんのこと好き」と行ってきました。しかし僕はどうせ嘘だと思って流していましたが、何回か言われたので本気なのか?と思い始める。

 

でもガールズバーの店員と付き合うのは個人的に嫌だ、でもNちゃんのことは気になっていたのでジレンマに陥る僕。

 

下した決断は「お店を辞めたら付き合う」でした。

 

本気だったら辞めるはずだし、営業告白だったら辞めないはず。そう思った僕はNちゃんにそう伝えました。それに対しNちゃんの答えは

 

「わかりました。お店辞めます。」

 

おいおいマジか。と思いましたがNちゃんも本気なんだと信じ込む僕。お店を辞めたら付き合うということに。

 

晴れて両想いになった僕たちはますます仲が良くなりLINEの頻度も増加、それと同時に僕はガールズバーに行くことを控えました。両想いになったので、ほかの女のことお金を払ってまで飲む必要はないし、Nちゃんも頻繁に店に行ってほかの女のこと僕がしゃべっているのを見たら、いい気持ちはしないだろうと思ったからです。

 

しかし、お店の都合もあるので辞めますといって直ぐに辞めれるわけではない。バックレるとよく飲みに行く駅の近くなのであったら気まずい。だから円満に辞めようということにしたんです。客との恋愛で辞められては店側からしても面白くないですしね。とりあえずその月いっぱいは働くことを伝えたようです。

 

しかし若い僕たち、両思いの状態からずっとお預けを食らうのはちょっと厳しくて…。つまり両想いなのに付き合えないのに耐え切れなかったのです。まあ、僕が自分で店辞めてからって言っておいて無責任なんですが、形だけじゃなくてちゃんと付き合いたくなっちゃったんです。

 

Nちゃんにそのことを伝える僕。「えっ・・・でも店辞めてからじゃなくていいの?」とNちゃんは言う。それに対して僕は「ちゃんと辞めるって約束してくれるなら付き合おう。辞めるのは付き合ってからでもいい」と言い、結局店を辞める前に付き合うことになりました。

 

しかも、僕が気づかない間にKくんも同じガールズバーの女の子と付き合っていました。比較的ちゃらちゃらしているKくんは水面下に手を出していたようです。

 

まとめ

こうしてすったもんだありながらも僕とNちゃんは付き合うことになりました。Kくんも彼女をゲットして2人とも幸せに!!

 

すごくおめでたい!!!

 

「ガールズバーに行ったら彼女の話」を見て頂きありがとございました!以上でこのシリーズは完結です!これからもこのブログをよろしくお願いします!!

 

 

 

 

 

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おわったと思いましたか?しかし、まだ終わらないんですよ。むろしこれからが話の山場。無事(?)に付き合うことが出来た僕とNちゃん。おまけにKくんもちゃっかり彼女を作っている。

 

一見めでたしめでたしで終わりそうですが、そう一筋縄ではいきません。

 

ということでまだもう少し続きます。

 

 

次回「どうなる僕とNちゃん!おまけにKくん!夜のお店の女と付き合うのはやっぱり無理!?!?」

 

乞うご期待!!! 

 

 

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